【テレワーク】サラリーマンの液タブ活用のすゝめ
2020年新型コロナウィルスの影響で、テレワークの人も多いのではないでしょうか。うちの会社は4月からほとんどが在宅での業務になっています。
テレワークでいかに効率的に業務を行うか、ここ半年で考え、改善してきたことを書こうと思います。
今回は、テレワークと液晶タブレットが思いのほか相性が良かったので、紹介しようと思います。
なぜサラリーマンが液晶タブレットを使うのか
皆さんは液晶タブレットと聞いて、どんな印象を持っていますでしょうか。
僕は、イラストレータや漫画家が絵を描くために使うもの、という印象を持っていました。
でも、よくよく考えたら液タブで当然のようにできる手書きや図を描くことって、サラリーマンも日常的にやっていますよね。
テレワークしていなかったら紙とペンで十分で、「液タブなんてオーバースペック!」と思いますが、テレワークになると不思議とその利用メリットが高まります。
Wacomさんも、サラリーマン層は狙っているようで、公式HPでも業務活用の特集が組まれていました。
この記事では、イチユーザーとして、リアルな感想を書いていきたいと思います。
ちなみに僕は今、ほとんど紙のノートを使っていませんし、紙に戻りたくありません。
(テレワークが終わったら戻ると思いますが・・・)
液タブ+トリプルディスプレイ+OneNote が今のところ最強です。
購入した液晶タブレットはWacomOne
そもそも今回購入した液タブはWcom社製『WacomOne』です。
Wacomに関しては、ペンタブ、液タブ製品のパイオニア的存在ですね。
自分も前から知っていましたが、安心感があります
WacomOneの詳細はWacomのHPを見てもらったほうがいいと思いますが、wacomの液タブ製品の中ではエントリーモデルに位置づけられる製品のようですね。
テレワークで液タブを使うメリット
手書きのデータを直接WEB会議で利用できる。
うちの会社は手書きが好きな人が多く、打ち合わせ中もよく手書きで議論をします。
会社では、ホワイトボードや自分のノートを印刷したものを見せたりすればよかったのですが、テレワークではそれができません。
ノートはプリンターで取り込んで、
やっぱり見にくいからexcel方眼紙で清書して、
WEB会議のホワイトボードアプリにも頑張ってマウスで書いて・・・
時間はかかるし、二度手間だしで嫌になります。
液タブがあると、ノートやホワイトボードみたいに直接書いて、すぐ見せて、ということができるので、WEB会議でも通常の打ち合わせと同じように進めることができます。
自由に思考し、デジタルで管理ができる。
テレワークの初めのころは、考えた内容をすぐにWEB会議で使えるように、いわゆるExcel方眼紙(※)を作って、そこでいろいろな検討を行っていました。
(※Excelの列を狭くして、方眼紙のようにつかう)
Excelのようにデジタルで検討すると、タブやファイルごとにまとめて管理できるので、テーマや日数の管理はしやすいです。
ただ、やはり手書きほど自由に思考できません。
手書きの場合は頭で考えて、すぐ書き出して、見ながらまた考える、ということができますが、マウスやキーボード入力はどうしても型にはまった書き方しかできず、頭の中のそのまま書き出すということができません。
これが、液タブがあると、自由な思考という手書きの良いところと、管理がしやすいというデジタルの良いところを同時に満たすことができます。
さらに、紙への手書きでは、「この部分に書き足したいけど、余白がない」なんてことがよくあって、結果ノートがぐちゃぐちゃになる、ということがよくありましたが、デジタル手書きでは余白の追加や文章の移動なんかも簡単にできます。
紙で検討するより、より頭の中を忠実に書き写せるため、すごく自由に発想できると感じますよ。
完全に紙のノートの上位互換だと思っています。
ちなみに、液タブ利用時のノートアプリは、OneNoteを使っています。
OneNoteも液タブと同じ時期に使い始め、すごく使いやすいと思うので、後日記事にしようと思います。
デジタルデータにも記入ができ、修正が簡単
仕事でいろいろ検討をしていると、画像やデジタルデータに直接追記したいことってありますよね。
紙のノートでは、ちょっとPC内の画像を持ってきて記入、送られてきた資料を修正して返送、ということが気軽にできません。必ず印刷して、紙に書いて、また取り込む必要があります。液タブだと、画像をコピペして、そのまま記入して使う。ということがすぐにできます。
最近はPDFにも、メモ書きを付加したりできますが、やはり自由に手書きできるのは最高です。
WacomOneのもう少しなところ
いいことばかりのWacomOneですが、少し要望も書いておきます。
ケーブルをもう少しシンプルにしてほしい
WacomOneのケーブルですが、少し特殊です。
(電源側)電源用のUSB-Aケーブル、WacomOne給電ポート用ケーブル
(PC側) 画像転送用のHDMIケーブル、(入力用?)USB-Aケーブル
このように、4本のケーブルを接続する必要があります。正直配線が面倒です。
本体がすごく軽く、持ち運びもできるレベルなので、配線や電源が大きいのがめちゃくちゃもったいなく感じます。
今は技術的にしょうがないのかもしれませんが、他社製品ではUSB-Cで給電も画像転送も行えるのが出てきているので、そのうちUSB-Cのみのケーブルになるかもしれませんね。
タブレットのような操作がしたい
デジタルノートを使っていると、ピンチイン/アウトしたり、パニングしたりしたくなります。
最初慣れないうちは、指で画面をなぞって「あ、できないんだった」となることが結構ありました。
もう慣れて、あまり不便には感じませんが、できると便利だと思います。
ただ、かといって付属ペン以外の手の入力が反映されてしまうと、カーソルがあっちこっちに飛んで逆に不便だと思います。
例えば、左手にタッチ検知する用の指サックみたいなものを付けて、その指だけが反応してピンチインやパニングできるといいなぁと、勝手に思っています。
WacomOne以外の液タブは?
WacomOne以外にも液タブはいろいろあります。Amazonで液タブと調べると色々出てきますよね。
WacomOneはエントリーモデルといっても少し高いので、ちょっと試しにやってみたいという場合は安い製品でもいいと思います。
サラリーマンが使う分には、絶妙な筆圧検知とかもいらないですしね。
ちなみにうちの会社の先輩は、WacomOne以外の液タブを購入して使っていました。
こちらはUSB-C一本で給電も行えるので、すごくシンプルで使い勝手も悪くないと言っていました。
僕のPCは少し古くて、USB-Cポートがついていないため、断念しましたが・・・
テレワークがいつまで続くかわかりませんが、本文中のテレワークの困りごとに共感できる方は買ってみても損はないと思います。
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